遊星歯車減速機、名前は知ってるけど実物は見た事無いので3Dデータを起こして見る事に。
プリウスの減速機や、自転車の変速機(これは増速)にも使われているらしいですね。
10式戦車やトラック用に開発されているHMT(油圧機械式無段変速機)にも。
遊星歯車機構についてはは↓のWikipediaを参考にしました。
「2K-H型遊星歯車機構(I型)の速比」の項目を見て入出力の軸をどぷするかを決めます。
内歯車という文言がややこしいですが、一番外側の歯が内向きに有る外輪歯車の事です。
型式は一番上の
太陽歯車(サンギア):入力
内歯車(外輪歯車) :固定
遊星キャリヤ :出力
にします、確か、第二次大戦中の航空機用エンジンの減速機がこの形式だったと思ったので。
まずは適当に構想図を作成。
サンギア:30T、外輪ギア60T、遊星ギア:15T、モジュールは5。
減速比は30:(30+60) ⇒ 1:3 です。
そしてサンギアを作成。
SuperGear アドインを使って作成します。
次にプラネタリーギアを作成。
で、外輪ギアを作成しようとして
「あれっ、どうやって作成すればいいんだ?」
となって、ググって方法を探す事に(汗
↓の2箇所に アドインの事が書かれていたので、これを参考にアドインをインストールして作成します。
↓FMGears アドインのページ
FMGearsのダイアログに値を入力していきます。
支持アームの生成様にスケッチを追加して
押し出して完成。
出力軸兼プラネタリーギア保持器のスケッチ。
押し出して完成、
軸受け、入力軸の回転指針を適当に作成。
組み立て。
ついでに、減速比1:4の物も作成。
サンギア:20T、外輪ギア60T(流用)、遊星ギア:20T
プラネタリーギア保持器は最初はギア3個のまま半径を変えて作ったんだけど、ギアが噛み合わなかったので4個に修正(笑
比較動画
コメントを投稿するにはログインしてください。