FUSIN360を弄り出した頃から作って見たかったTiger1戦車、そろそろ作れるかな?という事で始めてみました。
まあこの戦車は複雑な曲線が無いので、寸法さえ分れば殆どが押し出しと回転で作成出来ます。
数箇所にロフトとスイープを使っただけなので、3Dデータを起こす練習には結構良い題材かと思います。
殆どの寸法は↓のTIGER1.INFOで公開されている物を参考にしました。
寸法が有るのはリンクを手繰った少し深い所に有ります。
それと図面を参考にする場合はキャンバスに画像データを読み込むと楽です。
「挿入」→「キャンバス」で挿入ダイアログを開き、
「マイコンピュータから挿入」で図面画像を選択、張り付ける平面を選択するように指示が出るので選択します。
次にブラウザで挿入したキャンバスを右クリックして「位置合わせ」を選択し、
寸法(距離)の分っている箇所を2点選択してその距離を入力するとその距離に応じて図面が拡縮されます。
これ、「位置合わせ」じゃなくて「尺度変更」か「寸法合わせ」だと思うんですけどね・・・(^^;
そして再度化キャンバスを右クリックして「キャンバスの編集」を選択し、
矢印で所望の位置へ移動、図面が傾いている場合は「Z角度」で調整、図面の上下・左右の反転も出来ます。
そんな感じで、まず車体から生成。
次にスプロケットホイール(起動輪)。
スプロケットの歯はまず歯数を数えて(20枚)、中心から一本だけ引いた線を円形状パターンで歯数の倍の数で回転配置し、適当に一つ円を書いたら一つ飛ばした交点に補助線を引いてその補助線の長さを履帯のピッチで指定すれば面倒な計算をしなくても基準の外形が決まります。
歯一つ分の線を実線で書いたらそれを円形状パターンでコピーすれば歯形は完成です。
実際は履帯の円形部分とピッチリでは無くて円周方向に少し余裕が有る形状なのですが、後で履帯を組む時にこの方が簡単なのでこの形状のままで行きます。
スポークの部分は中々面倒でした、寸法は全く見つからなかったので適当(^^;
まず中央部分を回転で生成した後に、スポーク部分1本を少し中央部分にオーバーラップする形で押し出しで生成、それを円形状パターン(フィーチャ指定)でコピーしています。
細か過ぎて拡大しないと殆ど見えないですが、ネジやナットの回り止めも再現してあります。
裏側はほぼ見えないのでかなり手抜き、ナット等は真ん中に平面を構築して表のをミラーでコピーしただけ(^^;
スポークの根元のフィレットも一本に付けて円形状パターンでコピーしようとするとエラーになるので全部の辺をチマチマと指定、そして設定する半径によっては何故か途中で切れたりするんですよね・・・
転輪のスイングアームも殆ど見えないので形状は適当、トーションバーも再現していないです(^^;
内側の転輪。
転輪本体は一体成型で、それを消すとこんな感じ。
外側の転輪。
誘導輪のエキセントリックシャフト、これで履帯の張りを調整するのですが寸法が分からないので適当です。
飾りではなくて、履帯を組むときに張りの調整に使います。
誘導輪、これも正確な寸法は分からないので写真等を見ながら適当に寸法決定。
実は誘導輪には普段は表示させない隠しパーツが有って、履帯を組む時に使っています。
直径も本来はそんな縛りは無いんですが、一周で履帯18コマ分になっています。
今回はここまで。
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