最初に言っておきます。
それなりにベベルギアっぽく見えていますが、歯がインボリュート曲線ではなく円弧なので、このデータから3Dプリントしても干渉が酷くて多分回らないかガタガタか、で、雰囲気だけですw
普通の平歯車はプラグインが有って自由に立体化出来ます。
しかし、ベベルギア(傘歯車)は一応存在するのですがプラグインの形式が最新バージョンとは違うためかインストールしてもメニューに出てきませんでした・・・orz
という事で動画を検索しまくって↓の動画を見つけて参考にしました。
これとを「機械設計製図便覧」を参考に作成していきます。
まず全体的なスケッチを作成。
減速比1:3、15T:45Tで歯の大きさ(モジュール)は5、等を決めると大きさが決まります。
そのあたりの事は「機械設計製図便覧」の11章「伝道用機械要素の設計」に書いてあります。
次に、大歯車の歯切り用のスケッチ。
↓歯切り部分の拡大。
冒頭に書いたインボリュート曲線云々はこの歯の曲線の事です。
本当は歯底の逃げ(頂隙)も必要なんですが、今回は省略w
回転で大元を作ってから、ロフトを使って歯切りを行います。
歯切りを一個行ったら 円形状パターンを使って残りの全部を歯切り。
小歯車の方も同じようにスケッチを作成して歯切り。
そして完成。
アニメーションは、モーションリンクで大小歯車の回転ジョイントの回転角度の比率を減速比に合わせる(120度/360度)だけです。
(※冒頭アニメーションを作成したのは少し古いバージョンなので軸の太さなどが異なっています。)
このページを書いている時に検索してたら平歯車のプラグインを使用してベベルギアを作成している↓の動画が見つかったので、次はこの方法で作成してみましょうかね。
↓曲がり歯のベベルを作成している動画もありました、凄いですねぇ。
コメントを投稿するにはログインしてください。