パイピングってどうやればいいんだろう?って事で、バイクのフルエキを作ってみる事に。
実車から寸法を取ってもいいんだけど、少し離れた所に置いていて往復するのに時間が掛かるので適当に寸法を出します。
BANDIT400のボア・ストロークを元に、まあこんなもんだろうという感じで作成。
ヘッド部分の拡大図。
側面図を書いたら、ここから「構築→点の位置で面に垂直な軸」や「構築→2つのエッジを通過する平面」等を駆使して平面を作成してそこに図を作成していきます。
シリンダーピッチと排気ポートの位置からエキパイのフランジ部分の寸法を決定。
正面から見たエキパイの位置関係を決めます。
「構築→2つのエッジを通過する平面」でフランジ中心の垂直線と、一回曲げた後の中心線から面を出してスケッチを作成、そこにフィレットを使ってRを指定したエキパイの中心線を作成。
中心線のラインが出来たら、「サーフェイス→スイープ」でエキパイの外形を作成します。
(後で「ソリッド → 作成 →厚み」でソリッド化します。)
この要領で集合直前までのエキパイを全部生成します。
簡単に書いてますが、最初に作った時は上側のエキパイと下側のエキパイが干渉して失敗w
直したのがこの図面。最初の曲げ角度を浅くして更に上側のエキパイに後方への曲げを追加しています。
そういや、エキパイの直径も最初35mmにしてて何か太過ぎね?ってなって実車に測りに行って28mmに直したんだっけかw
次にフランジを押し出しを使用して作成。
一個作ったらそれをコピー&回転&位置合わせで他のエキパイにも配置。
実際のBANDITのヨシムラ管はエキパイがラッパ状に膨らんでいて、そこをフランジで押し付ける様な作りになっていますが今回は面倒なので省略(^^;
集合部分への差し込み分を延長してフロントパイプ部分は完成。
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