L型エンジンベースのDOHC24バルブ、NAで420馬力!! OS技研 TC24-B1Z エンジン

気なるエンジン

TwiitterのTLに流れて来たこの画像、なんと日産のL型エンジンをDOHCヘッド化し、更にカム駆動をギアトレーン化しています。
いいですよね、ギアトレーン!!(元NC24、RC30乗りなのでw)

出典:https://twitter.com/OS_Giken/status/1300332910499643395
出典:https://twitter.com/OS_Giken/status/1300244582400024579

↓普段は見えないヘッドカバーの中もいい感じです。

出典:https://twitter.com/OS_Giken/status/1300312626623164418

↓ご飯が何杯でも食べられそうですw

OS技研 さんの TC24-B1Z というエンジンなのですが、スペックが凄い!!

3.2L Straight6 DOHC
φ89.0mm×86.0mm
圧縮比11.5
420PS/9000rpm
40kgf/8000rpm
MAX:10000rpm

3.2LのNAで400馬力超え!!
L28は140PSなのでなんと3倍の出力です。
日産・L型エンジン – Wikipedia

↓レスポンスも凄いです。

↓S30Zに搭載した時の排気音、いいですねぇ。

S30なら軽量化すれば車重1000kgを切るので、パワーウェエイトレシオも中々です。


S30と言えば湾岸ミッドナイトの悪魔のZ。

こちらはターボで600馬力、こちらも中々の性能ですよね、連載当時は食い入るように見てました。
漫画の中の話ですが、実際にそのくらいの馬力は出せたらしいです。
ホント、L型のエンジンブロックって頑丈なんですねぇ。


L型エンジンはSOHCのターンフロー(カウンターフロー)ヘッドなので、吸気と排気が同じ側にあり、排気管の上にキャブがあるのでパーコレーションが起きやすい問題があります。

出典:https://blog.goo.ne.jp/nextblog/e/30ef2d467137aa738988d4a52cceff21

↓こんな感じで、キャブの真下に排気管が見えています。

出典:https://gramho.com/media/2270292057063245440

そこで、レース用にクロスフローのLYヘッドが作成され、一部の人には販売されたらしいのですが当時で300万円と大変高価で、更に絶対数が少なくてまず手に入りません。

出典:https://nosweb.jp/articles/detail/783

↑LYヘッド、キャブの反対側に排気管が出ています。

LYヘッドを再現するため、RB20Eのヘッドを加工して再現している人も居らっしゃる様です。

出典:https://autosalon.tokyo/2020/06/07/13542469/

↓詳しい内容はこちらを。

AutoSalon.Tokyo サイトクローズのお知らせ

いやぁ、L型エンジンって本当にいいもんですね!
それでは サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!


タイトルとURLをコピーしました